1GBが一番安いメディアはなんだ!?という露骨に儲けやすい話は別のブログに任せるとして
ディスク*1と言うのは専用機器でもPCでも再生できる便利で長期保存できるすぐれものだと思うのです。
のでそのディスクイメージと専用機器で再生できるように調べてみました。
ディスクイメージ??ってなんですか?
有名なのはisoファイル、binファイル、cueファイルでしょう。
ですがこれらが何かはっきり知ってますか?
まずよく聞くISOファイル。
ぐぐってみると意地悪な知恵袋が引っかかりますね。
ISOファイルとは、ISO 9660形式の光学ディスク(CD/DVD/Blu-ray Disc)一枚の内容を、丸ごと一つのファイルに記録したもの。また、そのようなファイル形式。ISO 9660を拡張したUDF(Universal Disk Format)で作成されたディスクの場合でも、便宜上ISOファイルと呼ぶ。
と僕の大好きなeワードでは説明されていました。
つまりパソコンで扱える「ディスクの規格」がiso9660ということですかね。それをまるまる保存したのがISOファイルということか。
音楽CDを保存したときに出てくるBINファイルは?
BINファイルとは、ファイル形式・拡張子の一つだが、標準化されたデータ形式ではなく、アプリケーション独自の形式で保存されたバイナリデータのファイル名の拡張子などによく使われる。“bin”は「バイナリ」(binary)の略号で、テキスト形式ではなくバイナリ形式であることを示している。ただし、汎用的なファイル形式の中にも「.bin」の拡張子を持つものがある。CDRWINなどのソフトウェアでCDやDVDの内容を丸ごとひとつのファイルにコピーしたイメージファイルや、MacBinary形式のファイルがこの拡張子を持つ。
器械が扱うデータは人があつかうテキストファイルに対してバイナリファイルと呼ぶのです。引用下にも書いてあるけれどもISOと同じようにBINファイルが扱われるらしいです。つまりBINファイルという大きなくくりの中でisoファイルが存在しているわけですね。
CUEファイルは?
E-wordになかったので勝手に説明。
CUE、キューはデータ構造のことなのですが、ディスクイメージのCUEとなると多分、CDの曲順、曲の長さが保存されているデータです。もっというとCDのディスクイメージ*2は長い一つのWAVデータです。ということはbinファイルだけ書き込むと10曲のCDのなら10曲を一続きで聴くハメになります。
つまり音楽CDのBINは長いWAVです。
CUEファイルが有ることで、曲同士の区切りがわかって一曲づつ、取り出せるのです。
ディスクイメージの作り方と便利な利用方法
ディスクイメージファイルでPCなどに保存する意味は恐らく「バックアップ」でしょう。CDは傷つけば読み取れなくなります。
ので、音楽データを恒久的に聞きたいならばMP3に保存すればいいのですが、MP3は圧縮データであります。音質が下がるわけですね。
WAVで保存するわけですが、ココに可逆データで保存するのも有りだと思います。例えばflac形式。
ということで音楽CDはは別にどうにでもなるのですが、DVDやソフトは「ディレクトリ」*3が重要になるのでまるまる保存*4することに意義があるのです。
有名な作り方は「Imgburn」ですね。
DVDの場合はDVD専用のソフトを使うことが多いらしいですが、基本はImgburnです。
ディスクイメージは仮想ドライブ*5を使うことでディスクを入れるドライブがなくても再生できます。
仮想ドライブは
Windows 10標準の機能でISOをマウントする/アンマウントする方法
で作成できますが、それ以前のOSや専用ソフトを使いたい方は「DamonTool lite」を使うと簡単です。
DAEMON Tools Lite 日本語版 公式配布ページ
デフォ機能ってことは需要あるんですね。これからスタンダードになるかも。
利点はディスクドライブがいらないこと、ディスクを回す必要が無いので比較的動作が早いこととメリットだらけです。
もちろんディスクイメージなのでディスクに再度書き込むことができます。
次回
報道記者を気取るスマホカメラマンは正義か?福岡の崩壊事件と、ジャングルジムと。
と
ディスク媒体と動画ファイルについて
です。